誌面連載記事

『のりこのカウンセリングルーム』第七回(6月号)

くるサーチ。2005.7~

37才の女性です。

未だに実家暮らしで独身なのですが、最近特に親からは、結婚する気ないのか!と詰め寄られます。結婚したくないというわけではないのですが、会社では、課長補佐という立場で、収入もそこそこはあるので、必要性を感じていないのかもしれません。
でも、このまま仕事一筋でいくのも寂しい気がしています。とりあえず、親の勧めるまま見合いでもして結婚しようかと思うのですが、どうも気がすすみません。

まず、一番大切なことは、「あなたが何をしたいのか。」「どんな風に生きていきたいのか?」ということを考えることだと思います。誰かの人生を生きようとするのではなく、誰かに言われたように生きるのではなく、ご自分が、どう生きたいか。をしっかり見据えることが先決でしょう。そうすれば「将来的にこんな自分でありたい。そのためには、こんなキャリアが必要。こんな環境を整えたい。」といったものも見えてくるでしょう。
周りがどうだから、環境がこうだから、という受動的な選択をしないことが大切だと思います。
恋愛観も結婚観もいまや多種多様です。ご両親の結婚観も、それはそれとして、「ああそういう考えもあるな。」と心に留めておいて、そしてご自分の結婚観や将来展望の参考になさればいいのではないでしょうか?
「課長補佐で、収入もそこそこ。」だから「必要性を感じない。」のだとすれば、あなたにとって「結婚」は、経済的手段。または、社会的立場の確立の手段なのかもしれませんね。そうであるならば、それをすでに手に入れたあなたには「結婚」は必要ないでしょう。
けれど、「一人で生きていく」なんて頑なになっているわけでもなさそうですよね。
生き方が多様化する現代、「結婚」は、「女の一生を左右するもの」ではなく、「ひとつの選択肢」に過ぎなくなってきていると私は思います。仕事にも収入にも恵まれ、文句はない。ならば、次に何を、いつ手に入れようか?しっかりとご自分に問いただしてみてはどうでしょう。