誌面連載記事

『ココロノオクスリ』VOL.9 元気になる心の話。その1

くるサーチ。2007.3~

今回から4回のシリーズで、心と身体の話をしていこうと思っています。
実は私は、アロマテラピストの先生と二人でピラティスとメディテーションのお教室をやっています。もともと、「女性が、もっともっと自分自身に興味を持ってくれると良いな。心身ともにバランスのいい生き方を見つける手伝いができると良いな。」というのが目的で趣味と実益を兼ねて(運動不足解消?!)アロマの先生であり、素敵なダンサーでもある方に話を持ちかけたのがきっかけでした。
メディテーション。日本語で言うと瞑想です。でも、具体的に何をするのか分かりにくいですね。私のやっているのは想像することなんですけどね。(笑)私たちの感覚器官をフルに利用して、イメージング(想像すること)の練習をするものです。そして自分自身に目を向け、耳を傾け、感じて、そして自分自身に気づき、大切にしてあげることで、生活や人間関係でのストレスをうまくコントロールできるようになりましょう。もっと健康になりましょう。というコンセプトでプログラムを作っています。
心理療法では、気がつくということをとても大切にしています。普段気がつくことはあまりないのですが、私たちの心と身体と環境は常に影響しあいながらバランスをとっています。不思議なんですが、イメージを味わっていくと身体があたかもその体験をしているかのように反応していきます。

「環境」つまり外界は5感が外に向かってついているので比較的捕らえやすいといえるのかもしれません。でも、外界に対応して体を動かすということはできても、身体の感覚に気がつく。そして心がそれをどう受け止めるのかということに気がつく。または、心の動きが身体をどう変化させるのかに気がつく。というのはなかなか難しいことのようです。

毎週水曜日に午前と夜の各1クラスづつ、おかげさまでもう2年ほど続いているんでしょうか?約1時間のピラティス(ハリウッドで火がついた、ヨガの親戚みたいな運動です。)で身体をほぐして、その後20分程度をつかって、自分の身体の感覚や心を感じていく練習をしています。
運動は、トレーナーである先生に指導していただかないとなかなかできないものなのですが、このイメージングは慣れれば一人でも簡単にできるし、たいした時間もかかりません。そして身体が自分のものであるのことと同じように、心も自分のものであることにも気づくいい機会となります。