誌面連載記事

『ココロノオクスリ』VOL.29 無意識の話

くるサーチ。2009.1~

新春!!本年もよろしくお願いします。
そこで、無意識の話。
無意識というのは、脳みそが勝手にやっていてくれることです。
たとえば心臓を動かすとか、呼吸をするとか。(ホメオスタシス)
たとえば、夢を見るとか、意識してないのに出てくる行動様式とか。
つまり、脳みそが本来持っている生き物としての機能とか、生まれてから今までの数多くの経験や学習から身につけた思考や行動とかを、意識することなく自動的にやってのけているところだと思ってください。
すっぱいものを食べると唾液が出ます。(自律神経がやってくれています。)
経験的にわたしたちは、レモンがすっぱいことを知っています。(記憶。)
そこからこんな事が起きます。
レモンを食べると唾液が出ます。(事実)
レモンを想像すると唾液が出ます。(イメージ→体の反応)
唾液がたくさん出るとレモンを思い出します。(体の反応→イメージ)
ちょっと、ややこしいんですが、脳みそがものすごく有能だということが言いたいんです。
現実のレモンがなくても、唾液は出る。これを利用しない手はないですよ。

落ち込んだ時、下を向くともっともっと落ち込みます。だって、落ち込む記憶がよみがえるから。(体の反応)だから、上を向きましょう。(行動修正)
心配事があると肩に力が入ります。(体の反応)だから、肩の力を抜きましょう。(行動修正)
自信がなくなると体が緊張して硬くなります。(体の反応)だから、リラックスしましょう。(行動修正)
この行動修正は、現実である必要はないんです。だって、脳みそはたくさんの経験を蓄えていて、そして有能だから。
たとえば、目を閉じて、ゆっくりと深い呼吸をして(吐くんですよ。力が抜けるから。)鳥の羽がふわふわと落ちるところを想像します。気持ちがゆったりとして筋肉が緩むのを感じるはずです。

これはプラスにも使えます。
成功イメージを作ります。それを体感します。そうするとそれが手に入ったときの行動や思考が出来るようになるんです。
たとえば、3キロやせて憧れの服を着た自分をイメージします。そのときの自分の腕の細さとか、腰の切れのよさとか、体の軽さとか、洋服を着ている気分のよさとかを体感します。もう、身体は3キロやせたあとになっているはずです。つまりやせ易くなるんです。
さあ、これを利用していい一年にしましょう。