誌面連載記事

『ココロノオクスリ』VOL.21 約1ヶ月を過ぎたフレッシュマンたちへ

くるサーチ。2008.5~

4月に入り、年度が替わり、進級・進学、就職・転勤・配属換えなどで環境が変わった方も多いと思います。
日々新しい環境に慣れるべく、夢中で生活をこなしてきた。なんて方がほとんどでしょう。
そして、やっと1ヶ月が過ぎるころですね。
どきどきしながら、失敗を繰り返しながらも、やっと環境にも慣れ、人にも慣れ、リズムもつかめてきた。
「連休だ!!休める。」
このあたりになると体調や、心のバランスを崩す方が増えてくるんです。
この時期にマイナスのエネルギーの虜になってしまわないために、気をつけることがあるんです。
疲れた身体に鞭打てば、身体は動くことをやめようと病気を作り出してしまいますよ。緊張しているのに更なる緊張を強いてしまえば、心はだめな自分や過去の失敗に取り付かれて身動きが取れなくなってしまいます。
そこで、ちょっとアドバイス。
春っていうのは、大きな季節の変わり目なんです。特に雪国はこの変わり目のコントラストがはっきりしてます。気温、気圧、湿度。景色の変化さえ、私たちには大きな変化です。ここを乗り切るには、社会生活に変化がない人だって相当のエネルギーを必要とします。体の不調はあって当たり前ともいえるんです。
まして、生活に大きな変化のあるフレッシュマンたちは、心身ともに緊張を強いられて、そりゃあもう大変なんですよ。
自分がだめだから、自分が弱いから疲れるのでもないし、不調を感じるのでもないんです。
だから、自分を誉めてあげてくださいね。
「よくやった。よく1ヶ月乗り切った。つかれたね、休んでいいんだよ。」って。
体中の力を抜いて、ゆっくりと呼吸をしながら、体の各部分を感じていきましょう。そして、後頭部や肩や、「疲れたよ。」「痛いよ。」と言っている身体の部分を優しくなでてあげてください。
ぼーっとしてやる気が出なくてもいいんですよ。ただ泣きたくなったっていいんですよ。ぼーっとしましょうよ。涙を流しましょうよ。
それを受け止めてあげましょう。だって、頑張ったんだもの。
ちょっと贅沢しておいしいもの食べに行ってもいいじゃないですか。
好きなことに夢中になってみたっていいじゃないですか。
忘れないでくださいね、私たちは機械ではありません。
頑張ったら誉めてほしいし、疲れたら休まなければ壊れてしまいます。
誉めてられて、労をねぎらってもらった心と身体は、きっと十分に癒され、また新しいエネルギーに満たされて活動を再開できますよ。