誌面連載記事

『ココロノオクスリ』VOL.2 なんちゃって6月病?

くるサーチ。2006.6~

最近なんだかやる気が出ないなあ。どうもだるくて…。疲れるようなことしたかなあ?仕事行きたくないよお。なんて感じになってる方多いかも。
やっと寒い寒い冬が終わって、桜の季節が過ぎ、ほらほらそろそろ梅雨前線北上中。
5月病ってよく聞きますよね。ところが、ここ山形県あたりは、どうも6月ぐらいで5月病症状がピークになるみたいなんです。

心と身体はとてもとても密接に関係していて、そして身体は気温、気圧なんていう外的環境の影響をとても受けやすいんです。

ここ山形は雪国。長い長い冬が終わると、ものすごいスピードで一時に花が咲き乱れ、そしてあっという間に終わりを迎えます。関東地方がゆったりと2月末から5月にかけて、梅、桃、桜、チューリップと順を追って春を過ごしているというのに、このあたりはそんなにのんびりしてはいませんよね。
私の私見では、セーターを脱ぐころからブラウス一枚になるまでのあたり、調度5月から6月。ここが曲者だと思っています。寒暖の差が激しく、気圧が安定せず、花粉がどっと押し寄せ、空気が乾燥しがち。これで調子が良いわけがない。もっと言うと、寒くなるときとは違うんですよ。じっと耐える感じではないんですね。なんとなく「動かなくっちゃ、でも動けない。うつうつ。」という感じ。
新しく新年度が始まり、あれよあれよという間に狂乱の花の季節が過ぎ、心は緊張で張り詰め、身体はめまぐるしく変わる気温気圧の変化に振り回され、一段落の6月あたりで疲れ果てるのかなあ?そしてなんとなく調子が出ない。ボーっとするし、気持ちが落ち込みがちになる。人に会うのがつらくなる。普段ならくじけないようなことでも、気持ちが落ち込んで立ち直れないように感じたり、何をやってもうまくいかないなんておもってしまいます。

でも、それは身体が、「休憩。」の合図を出しているのかもしれないんですね。人は体調が優れなければ、気持ちも沈みます。気持ちが沈むと体調も悪くなります。そして、マイナス思考に走ってしまうとさあ大変です。悪循環から抜け出せなくなっちゃいます。身体をゆっくり休ませるだけで、結構気持ちも前向きになるものですよ。

そこで、簡単なリラックス法です。
まず、軽く目を閉じて自分にとって一番リラックスできる場所を思い浮かべてみてください、草原でも、雑誌に載っていたゴージャスなプライベートビーチでも、自分のお布団でも何でもいいんです。そして、深く規則正しく呼吸をしましょう、おなかの中一杯に空気を入れるような気持ちで、そして大きく吐き出します。心がマイナスに傾いているときには往々にして呼吸が浅くなっているものです。酸素を体中に送込むつもりで息を吸い込み、心の憂さを全部吐き出すつもりで息を吐き出します。これを2,3回繰り返し心が落ち着いてきたら、目を開けて、視線は斜め上45度、足は肩幅に開いて腕は腰に当て背筋を伸ばしてしっかりたちます。私はウルトラマン。でも、私は自衛官。でもいいですが、そんな気持ちで利き腕を視線の先へ向けてまっすぐに伸ばしてください。その視線の先には、その指し示した人差し指の先には笑顔のあなたがいます。さあ行動を開始しましょう。