誌面連載記事

『ココロノオクスリ』VOL.1 タイトルどうしようか?

くるサーチ。2007.6~

本当に、生きるってことはなんて悩み多きものなんでしょうか?
くるサーチで紙上カウンセリングをして早一年が過ぎました。それはそれは色々な悩みに出会ったわけですが、悩みのほとんどが人間関係です。

そうなんです。私たちはひとりでは生きられないかわいいサルの末裔です。社会を作り、その中で人と関わりながらしか生きてはいけません。だから悩みのほとんどは人間関係なんですよね。私たち人間は人とのかかわりの中で、自分の存在を見出す生き物らしいんです。
わかってほしい。認めて欲しい。人はいつも人とのふれあいを求めています。
わかってもらえない悲しさや、苛立ち、孤独感。認めてもらえない怒り、嫉妬、悔しさ。皆さんにも経験ありますよね。そしてそういうネガティブな感情は、大概友人、職場、恋人、家族などといった身近な人間関係で起こります。

大切な人だから認められたい。愛している人だからわかって欲しい。でもうまくできないときのつらさといったら…。
特に親しい間柄では、「わかって当然」という甘えや、「見せたくない弱み」みたいな気持ちも働いて余計イライラが募るものです。

そして、こう考えます。「あの人のせいよ。」「あの人が…だったら。」とか、「どうせ私なんて。」です。そんな時って、「でも」「だって」が先行して、相手や状況を嘆くだけ。
多分、そうすることで私たちは、苦しみや自分を見つめる作業から逃げているのでしょう。
でも、偉大な心理学者は言いました。「他人と過去はかえられない。」
他人のせいにしたって解決しない。過去を後悔しても今は変わらない、自分を責めても解決しない。
じゃ、自分が変わればいいんじゃない?歩きにくければ靴を替えるんだよね。私たちは相手のリアクションにイラついたり傷ついたりしているのに、自分のアクションにはほとんど気がついていないものです。自分の性格傾向や、はまりやすい対人関係の癖に気づくことって大切だったりします。
そして、相手との、問題との、自分との「かかわり方」を変えてみる。つまり「コミュニケーションの道具」をかえるんです。自分の性格傾向を理解し、陥りやすい癖を「関わり方を」変えてみる。
これってホントは簡単なことなんですよ。「でも」を「とすると」に、「だって」を「だから」に変えてみるくらいのことだから。